イギリスの作家で、Roald Dahl氏を思い出させるような作風で、多くの児童書を書かれています。英語自体もそれほど難しくなく、頁数もそれほどなく、多読に向いていると思います。どれもタイトルから面白く、ユーモアに富んだ内容で、でも、それぞれの本に、テーマのようなものがあるところも個人的に気に入っています。
それと、主人公はそれぞれの本で違うのですが、雑貨屋というか、駄菓子屋というか、お菓子屋雑誌や文具が置いてある、キオスクみたいなお店があって、それぞれ悩みを抱えていたりする主人公たちが立ち寄るのですが、そのお店を経営しているRajというおじさんがなかなかいい味をだしていて、いくつかの本に共通して登場してくるところも、面白いなぁ~、と思います。
本の表紙や挿絵も、とても素敵で、いくつかの本では、Roald Dahl氏の本の挿絵もされている、Quentin Blake氏がイラストされている本もあって(他の方のイラストももちろん素敵なのですが)、トータルでなんかいいなぁ~、と思える児童書達です。
何冊かまとめた、6冊パック、みたいなものを私は購入したのですが、絶対全部読むぞ~、という場合はそちらのほうがお得だと思いますが、とりあえず、どれか1冊読んでみて気に入ったら、他のも読んでみる、というのもよいかもしれません。
(本って好みもありますしね)