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スピーキング力アップー反訳

先日、英語の勉強法についての講座を受講したと言いましたが、その続きで、今回は、「スピーキング力」についてになります。

自分で自分の英語力を考えるに、リスニング、リーディング、スピーキング、考えると、やはり、スピーキング力が一番レベルアップすべきだと思ってます。

日本語と英語の構文があまりにも違うことから、ゆっくりなら言える、簡単なことなら言える、けれど難しいことをぱっと言おうとすると、文法がめちゃくちゃ、という悩みがある方は多いのでは、と思ってます。

以前、通訳の教室に通っていたことがあるのですが、そこで言われた沢山の大事なことの一つとして、とにかく、絶対に文書をきちんとピリオドを打てる形で終わらせること!でした。日本語の頭で英語を話し始めると、途中でうまく文書が終わらなくなってしまうことがあるけれど、それは避けないといけない!と言われました。

今回の講座でも、スピーキングは、自分の知っている単語を、自分の知っている文法で並べていく作業なので、口語で英作文をしていくトレーニング、をする必要がある、日本語を見てぱっと訳すトレーニング(通訳のような)をすることにより、スピード力や正確性を上げる訓練をする必要がある、と言っていました。

それで思い出したのは、もと、Japan Timesの記者で、退職後はNHKの英語講座などにも出られている、「伊藤サム」さんの、「反訳」です。新聞社在職中に、若手の新聞記者のレベルアップさせるために考えられた英語学習法です。日本語を英語にする訓練、日本語を前からいくつかに分解して、英語に訳す練習、最後は全文をそのまま訳す練習、を繰り返して、文章の中で英単語や英熟語を学んで、きちんとした構文として文書を作っていく訓練です。

何冊も著書をお持ちですが、この2冊はその一部です(割と最近発売)

音源もダウンロードできます。何十回も聞いて耳を慣らしましょう、と書いてありました。