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子供に英語を教える その3

英会話教室で進められたテキスト。レベルは、10(一番簡単)~今のところ、50まで出てているようで、50の内容は見てないのでわかりませんが、10だと、中学1年生程度(なのかな?)のレベルの感触です。

サブテキスト的に、使用している中学校もあるようです。

 

いい点は、表紙にも書いてありますが、QRコードで音が聞けるので、発音などを確認すすることが出来るという点だと思います。

また、テキスト内の単語には絵がついているので、絵と単語両方で定着するかな?(小学生くらいの場合)

10が出来れば、英検5級は受かりそうなレベルに思えます。

 

(ちなみに、先日の公文のテキストは、音源がないので、そこがちょっと不便でした。公文の教室に通っていれば、タッチペンとかで音も確認しながら進められると思いますが、市販のテキストには音源はないいたいですね。)

その名も、多書き(TAGAKI)

メタ思考 by  澤円氏

面白いし、分かりやすいです


澤氏といえば、もと、マイクロソフトの役員をされていたのち、現在は、「圓窓」の代表取締役兼、様々な企業の顧問やアドバイザー、大学の客員教員等もされている方です。(超著名な方なので、細かな説明は省きますが。)

 

今まで正直、そのユニークなファッション(髪型)から(すみません、個人的にです)どういう方だろう?と変な偏見を持ってしまっていたのですが、先日、ウェブですが講演会を視聴し、本当に目からうろこ!、という話の内容の面白さ(納得)と聴衆を引き付ける話しぶり、一気にファンになりました。

この本以外にも、いくつか著書をお持ちで、「「疑う」からはじめる」、「「やめる」という選択」、その他、「未来を創るプレゼン 最高の「表現力」と「伝え方」プレゼン」、など、プレゼン関係の本も出されています。

 

普段、狭い人間関係や狭い組織の中での自分の行動や、相手からの行動に対して、自分の狭い視野のみで色々悩んだりしてしまうことがあるけれど、この、澤氏のメタ思考で考えると、良い意味で、な~んだ、というか、気持ちが楽になります。

自分らしく生きるために、自分を客観視(俯瞰して)見る、仕事はあくまでゲーム(もちろん、でも、人生を彩ることができるけれど)、正解があるという考えから脱却する(何が正解か???・・・正解はない!)、色んな場面で自分の分身が、相手、場面場面によって、演じていると考える、人に応じてあり方を変える、などなど、心に響く内容がたくさんです。

1日24時間というのは絶対値で増やすことはできないのだから、やった方がいいもの←やらなくていい、やりたいもの→すぐやった方がよい!、やらなかった事に対する後悔はリカバリーできないけれど、やったことに対する後悔は、まぁどうにかなる。

仕事でも役立つ考え方だし、ちょっと苦手な人と付き合わないといけないときにも役立ちます。

仕事で嫌なことがあったとしても、「マネジャーは(給料や待遇面はもちろん良いとかあるけれど)、マネジャーという仕事をする係の人!」というのには、笑えました。

(自分は会社の中で、XXXという意仕事をするYYY係、と思えば、もしその仕事で苦しいこととか、嫌なこととか、苦手だなぁ・・と思っても、その係の仕事を全うするだけ、ほかのメンバーも、それぞれの係を全うするだけ、と思うと、気持ちも軽くなりませんか?)

沢山著書をお持ちなので、少しずつ読み進めたいと思っています。

 

フォニックス その3 Sight (common and tricky) words

英語は結構例外が多い言語です。

フォニックスは、「発音とアルファベットを結びつけるルール」なので、まずはフォニックスを覚えることが読み書き基本となりますが、フォニックスが分かれば何でも読めるわけではなく、例外を覚える必要があります。要は丸暗記する必要があります。

このような単語のことを、Sight words とか、Common and tricky words、などと呼びます。意味として、Sight wordsとは、目で見てわかる単語、という意味です。

よく出てくる単語だけれど、読みずらいので、ぱっと見て何と読むか覚えておく必要がある単語、という意味です。それにより、読み書きのスピードが上がる、ということにつながります。

日本人だったら、フォニックスとか、このような、sight wordsとか、特に区別することなく、つづりと意味と発音を丸暗記していくと思いますので、普段、これはsight wordsね、と意識することはないと思います。

例えばどんなものがあげられるかというと、I (私)、people、should、because、twentyなどの数字、Wednesdayなどの曜日、Januaryなどの月名、などなど、学年に応じて、暗記すべきレベル等決まっていたりするようです。

日本人で一定のレベルにあるなら、今更、sight wordsと意識して勉強する必要はない(というか、すでに既知の単語で、読み方も昔暗記していることでしょう)気がしますが、ネイティブの子供たちは、フォニックスとこのsight wordsを並行して学ぶことにより、読み書きできる単語数を増やしていくようです。

キッズ英会話教室や小学校の授業でも、フォニックス、結構取り入れられてますし、教材も豊富なので、ポピュラーなものは知っていると役立ちそうです(とはいえ、結局、繰り返し勉強して、暗記する必要がありますが)。

 

 

 

 

クレプスリー伝説 II ~ IV

クレプスリー 恰好よくて哀しい

本編のダレン・シャンシリーズの後から作った、ということで、ダレン・シャンシリーズに出てくる人物がたくさん出てきて(逆に、ダレン・シャンシリーズにも出てこない人物もいる←途中この人物はどうして、ダレン・シャンに出てこないかと不思議に思いなが読み進めました)、さらにダレン・シャンシリーズが面白くなる要素がたくさん盛り込まれています。

ガブナー・パールが出てきたときには、まさかそういうつながり?

最後、本編のダレン・シャン、にもうまくつながる終わり方で、本当にうまいなぁ~、と思う話の展開。(IVを読んだ後に、ダレン・シャンの1の始めを読み返したほどです。)

そして、クレプスリーの兄弟ともいえる、ウェスターとの別れ(どんでん返しで、まさか!という展開)。

過去の話がうまく、ダレンシャンシリーズにつながって、本当に、面白かった~。

バンパイアが数百年生きるということで、1800年代から、第二次世界大戦まで、世の中の出来事もうまく話しに盛り込み、そういうところも、ドラマティックな展開でした。

クレプスリー、どの時代でもすごくもてていて、そうだろうなぁー。

ダレン・シャンシリーズを読んでいる途中でも、読む前でも、本当におすすめです。

子供に英語を教える その2

現在、小学校の5年生からは、ひとつの科目として、英語、が始まりますよね。

(以下Z会HPからの説明抜粋)

「2020年度から小学校で完全実施となった学習指導要領に則り、小学校では外国語(主に英語)の活動・授業が行われています。2020年度以前も、5・6年生を対象に外国語活動が行われていましたが、2020年度以降は明確に、英語学習の開始は中学校ではなく小学校で担う形となりました。」

あの日本の英語教育の方式で英語ってしゃべれるようになれるの・・?という疑問はありつつも、じゃぁ、どう教えたら、英語に興味を持たせつつ、話すのと、読み書きができるようになるのか?

小学生が英語を勉強するのに、いきなり文法的なことから入るのも、いかにも、日本の英語教育、っていう感じでどうなんだろう?と思う一方で、

もう小学生くらいになったら、耳で聞いて話すだけでなはくて、そこに、読み書きも足していかないと、定着していかないですよね。

(ちなみに、海外に住んでいても、読み書きする年齢の前に、帰国してしまうと、その時英語がいくら話せていたとしても、日本に帰国すると、あっという間に英語は失われる、というのは、よく聞く話です。)

 

ということで、家で何ができるかなぁ・・、と市販のテキストを購入して、試す日々です。

海外の出版社が出しているものは、絵がカラフルだったりしますが、日本語訳は当たり前ですがついていなくて、フォニックス、チャント、日常会話はできることが前提での、writing、reading、という感じなので、小1レベルでも急に難しい単語や、過去形、未来形、が出てきたりして、なかなか、これ!、というテキストに出会えていません。

今回、あの、「公文」が出しているテキストを試してみました。繰り返し、一人でもできる、というコンセプトは同じですが、子供に言わせると、日本語の説明がない、というのが違和感らしいです。(問題文も英語で、日本の出版社の場合は、ポイントとなる単語の説明が日本語であったりしますが)

でも、公文らしい、なかなかよいテキストに思います。色々なシリーズで、グレードもいくつもあるので、現在お試し中です。

公文らしい、繰り返しながら、自分一人でも、進められる感じです。

 

クレプスリー伝説

ダレン・シャンシリーズから、ついに、そのダレン・シャンに続く主役であり、なんとも味のあるクレプスリーの、バンパイアになる前の話が書かれています。

ダレン・シャンシリーズでイラストレターの方がおっしゃっていたのは、ダレン・シャンシリーズの挿絵では人物が全く描かれていないのですが、それは、読者の想像を邪魔しないようにするため、だそうで、なるほど~、と思ったものです。

クレプスリー、映画化するとしたら、誰が演じるんだろう~、とか、頭の中では色々考えたりしましたが、いまだに、この人!、という人が出てきません。

(実際は、2009年に映画化されています。)

そもそも、髪がオレンジ・・・でも、話し方もかっこいいし(訳者さんの言葉の使い方がお上手なのかと思います)、その、謎に満ちたクレプスリーとくれば、読まずにはいられません。

1800年初頭、クレプスリーは、貧しい一家の、8人兄弟の一人であり、かつ養子として一緒に住んでいる、バー・ホーストン、とじゅうたん工場に毎日働きに行っています。そこで、ある事件が発生し、ラーテンは、そこから、逃げ出し、バンパイア(シーバ・ナイル!)と出会い・・と物語が始まっていきます。そしてあの、シルク・ド・フリークに入り、手伝いをすることになります。

全4巻あります

 

ダレン・シャン シリーズ 7~9 その2 とダレン・シャン外伝

前回、シリーズ7だけでの紹介で終わってしまったので、今回、8,を紹介します。

8,は、シリーズの中で、個人的なランキングでは、1と2はかなりの上位で、それと同じくらいに面白い(他のシリーズが面白くないというわけではありませんが)、そして、かなりの衝撃的な内容です!

シリーズ1で出てきた、大親友だった、シルク・ド・フリークのチケットを手に入れて、一緒に見に行った、スティーブ、シリーズ3でできた、初めてのガールフレンドのデビーとの再会、シリーズ2で出てきた、ウルフマンを檻から出して、自分の腕をかまれて、何かと問題を起こした、環境保護活動をしていたのR. V.が、恐ろしい形で復活、 クレプスリーの故郷で再び起こっている事件のために、再度訪れます。

ただ、その再開も、誰かが仕組んでいるのかも?と思わずにはいられないような、おぜん立てされたようなシチュエーション。。

でも、もとガールフレンド?のデビーとの再会は、素直に、ダレンうれしいだろうなー、と思え、闘い以外の部分で、とてもワクワクするシリーズ8でした。

 

日本語版でしか発行されていないという、「ダレン・シャン外伝」まで買ってしまいました。本編の「ダレン・シャン」は、ダレン・シャンの目線で語られていますが、そうでない、脇役(でもとっても重要な存在で、かつ魅力的)からの視点から、書かれています。ダレンの妹のアン、ハーキャット、スティーブ、そして、シリーズ5で亡くなってしまった、ガブナー・パールの恋愛話など出てきます。

日本語でしか発売されていないようです!

この本の翻訳者さんの後書きにもあるのですが、このガブナー・パールの話は、この外伝を読んだ後に、シリーズ5を読み返してみると、えっ、そういう意味だったの・・・・というか、一層内容の奥深さを感じました。