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メタ思考 by  澤円氏

面白いし、分かりやすいです


澤氏といえば、もと、マイクロソフトの役員をされていたのち、現在は、「圓窓」の代表取締役兼、様々な企業の顧問やアドバイザー、大学の客員教員等もされている方です。(超著名な方なので、細かな説明は省きますが。)

 

今まで正直、そのユニークなファッション(髪型)から(すみません、個人的にです)どういう方だろう?と変な偏見を持ってしまっていたのですが、先日、ウェブですが講演会を視聴し、本当に目からうろこ!、という話の内容の面白さ(納得)と聴衆を引き付ける話しぶり、一気にファンになりました。

この本以外にも、いくつか著書をお持ちで、「「疑う」からはじめる」、「「やめる」という選択」、その他、「未来を創るプレゼン 最高の「表現力」と「伝え方」プレゼン」、など、プレゼン関係の本も出されています。

 

普段、狭い人間関係や狭い組織の中での自分の行動や、相手からの行動に対して、自分の狭い視野のみで色々悩んだりしてしまうことがあるけれど、この、澤氏のメタ思考で考えると、良い意味で、な~んだ、というか、気持ちが楽になります。

自分らしく生きるために、自分を客観視(俯瞰して)見る、仕事はあくまでゲーム(もちろん、でも、人生を彩ることができるけれど)、正解があるという考えから脱却する(何が正解か???・・・正解はない!)、色んな場面で自分の分身が、相手、場面場面によって、演じていると考える、人に応じてあり方を変える、などなど、心に響く内容がたくさんです。

1日24時間というのは絶対値で増やすことはできないのだから、やった方がいいもの←やらなくていい、やりたいもの→すぐやった方がよい!、やらなかった事に対する後悔はリカバリーできないけれど、やったことに対する後悔は、まぁどうにかなる。

仕事でも役立つ考え方だし、ちょっと苦手な人と付き合わないといけないときにも役立ちます。

仕事で嫌なことがあったとしても、「マネジャーは(給料や待遇面はもちろん良いとかあるけれど)、マネジャーという仕事をする係の人!」というのには、笑えました。

(自分は会社の中で、XXXという意仕事をするYYY係、と思えば、もしその仕事で苦しいこととか、嫌なこととか、苦手だなぁ・・と思っても、その係の仕事を全うするだけ、ほかのメンバーも、それぞれの係を全うするだけ、と思うと、気持ちも軽くなりませんか?)

沢山著書をお持ちなので、少しずつ読み進めたいと思っています。