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銀色夏生さんのつれづれノート

今日は洋書ではなく、英語でもないのですが、詩人の銀色夏生さんの本を紹介します。

詩集を沢山出されていて、かつ、昔から、つれづれノートという、日常(人生)の色々を綴った本を出されています。定かではないのですが、30年位前につれづれノート1,が出て、つい先日、44、が出版されました。日々の出来事を、いろいろ考察しながら、失敗談(それ、あるある!、っていうものから)は時に反省したり、日常をつづっている中に、そこに銀色さんならではの、哲学が入っていて、自分の人生の中でいろいろ試しているところも面白く、昔からバイブル的に読んでいました。(もちろん1から、全て持ってます。1~5巻くらいまでは、新刊で入手できなかったので、中古で買いました~)

 

アーティストでもあるので、詩集の場合は、素敵な写真と共に詩があるのですが、つれづれノートでも日々の写真と、あとイラストもところどころあって、これも、つれづれのだいご味で、また、毎回タイトルがついていて(今回は、「きれいな気分、軽い感情」)、そのタイトルも、本当にいいんですよね。

「これからちょっとでも嫌だと思うことをしないようにしたら、どうなるか試したい」、というくだりがあり、それ、私もやってみたい!と思いました。

あと、暗い反省や妄想も、探求・研究しすぎるのはやめて、明日のために明るいことを考える!、という、タイトルにつながる内容も、まさに!、と思える内容でした。

表紙の写真もタイトルにとてもあっていて、本当に毎回毎回発行を楽しみにしている本です(最近は、春と秋に、年2回出版されています。)

きれいな気分、軽い感情