韓国系アメリカ人の作者による超大作です。邦訳も出ていて、原作は550ページにもわたります。
1900年頃の韓国釜山近くの小さな島に暮らす漁師の夫婦と1人の息子(もともと3人生まれたけれど、その生き残った1人(障害を持っていて、まじめで実直)以外は、病気や事故で亡くなってしまっていて、その最後の息子に縁談で嫁を迎える、というところから始まります。
英語としては分かりやすい英語で、たまに辞書を引きながら、というレベルです。1910年韓国併合、満州事変、第二世界大戦と、韓国、日本、アメリカ、と舞台を移していく感じです。出だしから面白くどんどん読めそうな雰囲気ですが、あまりの長さに、まずは、読み始めた、というところです。
タイトルのパチンコ、がどうしてなのか、その理由を探りながら読み進めていきます。