漫画感覚で気楽に読める本で、難しい単語はほぼほぼなく、絵が半分位あって、英語も勉強できちゃう(ついでに、舞台がイギリスなので、なんとなーくのイギリスもちょっと感じられる)という本です。
イギリスが舞台の小学5年生の男の子の毎日が、イラストと文字で面白おかしく描かれています。主人公のTomと、おとぼけな両親、いつも不機嫌なお姉ちゃんDelia、天然なおじいちゃんおばあちゃん、お隣さんで大親友Derekとその犬Rooster、学校の担任のMr. FullermanとクラスメートのAmyとMarcus。
Tomは優等生ではないけれど、素直な小学生(ちょっとイタズラっ子)で、憎めなくて、絵(doodle)が上手で、周りを取り囲むキャラクターもおもしろおかしくて、とにかく気楽に楽しく読めます。
たまに知らない単語が出てきて、それがイギリス文化特有のものだったり(half-term holidayとか)、クラスの呼び方が、先生の名前の初めの文字(Mr. Fullermanで、5年生だから、5F)とか、出てくるお菓子の名前とか(fruit chewとかwaferとか)、そういうちょっとしたのも、そうなのね〜、と楽しめます。