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英語習得法 ~その4~ シャドーイング

語学上達においてシャドーイングの効果は色々言われていますが、英語はもちろんのこと、他言語でもその重要性が認識されています。

以前語学学校に通っていましたが、そこでも授業の最初にまずシャドーイングの時間がありました。

初めてシャドーイングと言われた時には、とにかく聞こえてきたものを、その音声を聞いた直後にまねて発声していけばいいんだよね?と思ってました(汗)。

よくよく学んでいくと、シャドーイングには、アクティブシャドーイングとサイレントシャドーイングがあり、簡単に言うと、

サイレントシャドーイングでは、インプットを目的としていて、何を言っているのか、まず音声を取り込んで、そこでは、聞くのが目的で、発音するのが目的ではない。

アクティブシャドーイングは、アウトプットを目的としていて、ここで初めて、話す、というところが目的となる。

というものです。

むやみに聞いたものを発音していた時代には、発音することばかりに気が行ってしまっていたのと、なんとなく発音しているだけで、なんとなく話せている気になっていました(恥)。

 

シャドーイングのやり方は色々言われていますが、以下が私の理想形の練習方法です。

(1)何も見ずに、まず聞く
その時は、なんとなく口でもごもごしてもいいけれど、聞くのに集中

(目をつぶって聞いたほうがよりよい、という先生もいらっしゃいます。確かに音だけに集中できますが、個人的には目をつぶることにはちょっと抵抗あり・・)

(2)音声を聞きいながら、小声でまねる

(3)トランスリプトを初めてここで見る。ちゃんと聞こえていたか確認。

(4)聞こえていなかった単語や音の塊や文章について、その理由を分析する。

(5)英文の意味が分かったどうかも確認

(6)意味も理解して上で、英文を見て、再度聞いてみる。

(7)滑らかに言えなかった部分の練習もする

(8)最後に少し大きな声でまねてついていく。

 

と書いて行きましたが・・自分がここまで細かくシャドーイングの練習をやっているかと言われたら・・全然できてません。

普段からこのくらいの細かさで練習していけば、帰国でもない私でも、英語がかなり上達するかもしれません。